【南太田】みんなで作るピザ窯。常照寺で広がる地域のつながり
2026年8月8日、常照寺・日朝堂で夏休みのイベント「ピザ窯タイル貼り×八の日そば」が開催されました。
5月に開催された、かまどでごはんを炊く親子向けイベントに続き、今回はこれから使うピザ窯を参加者みんなで仕上げるタイル貼り体験を実施。
このイベントは、Weaveeメンバーの「京急つながりmama」と彩プロダクツが一緒に進める、日朝堂の地域拠点づくりの一環として開催されたものです。
彩プロダクツは、「お寺をもっと身近に感じてほしい」という想いから、地域とお寺をつなぐ活動を行っており、京急つながりmamaとともに日朝堂でさまざまな企画に取り組んでいます。
今回はイベントの様子を紹介するとともに、株式会社彩プロダクツ代表取締役社長の大西克幸さんに伺った、地域に開かれたお寺づくりへの想いにも注目します。
世界にひとつだけのピザ窯づくり体験

今回のイベントでは、これから実際に使用するピザ窯に、参加者みんなでタイルを貼って仕上げる体験を実施しました。

完成イメージは、京急電鉄の赤い車両。好きな色のタイルを選び、一枚一枚丁寧に貼っていきます。
ピザ窯が設置されているのは、ハーブガーデンの一角。そこにはミニトマトなども育てられていて、子どもたちはタイル貼りの順番を待つ間に、採れたてのミニトマトをパクリ。
採れたての野菜をその場で味わえるのも、楽しい体験のひとつです。

タイルを貼ったり、植物に触れたり、みんなで食卓を囲んだり。今回のイベントを通して、子どもたちが自然とお寺の中でさまざまな体験を楽しんでいる姿が印象的でした。
お寺を、もっと身近で頼れる場所に

今回のイベントの根底にあるのは、彩プロダクツが大切にしている「地域とお寺をつなぎたい」という想いです。
彩プロダクツでは、「お寺をもっと身近に感じてほしい」という考えから、地域と連携してさまざまな企画を行っています。

大西さんが、常照寺ならではの魅力として挙げるのが「かまど」。
かまどを使ってごはんを炊くという体験は、普段の生活ではなかなかできないものです。それだけでなく、電気やガスが使えないような災害時にも、ごはんを炊くことができるので、防災の面でも大きな意味があります。
「何かあったときに頼れる場所」として、お寺の存在が地域の人たちの意識の中にあってほしい。
そんな願いから、まずは気軽にお寺へ足を運んでもらえるよう、さまざまな企画を考えているのだと話してくれました。
収穫する・調理する・味わう。食から始まる、お寺とのつながり
常照寺の境内にある日朝堂のハーブガーデンには、さまざまなハーブが育っています。
「素敵でしょ!」と満面の笑みで紹介してくださる大西さん。その表情からも、ここで生まれるさまざまな体験を心から楽しんでいることが伝わってきました。

日朝堂では、育てたハーブを使ってハーブティーを提供することもあります。
収穫したものを料理に使い、そして味わう。そんな一連の体験を通して、お寺を知り、身近に感じてもらうきっかけになればというのが、大西さんの想いです。

今回のイベントでタイルを貼ったピザ窯は、これからさまざまな体験を生み出していく場所になっていくそうです。
お寺を訪れ、人と出会い、何かを作り、植物に触れ、そして食べる。そうしたさまざまな体験を通して、お寺が少しずつ身近な場所になっていくのかもしれません。
地域にある場所を、地域の人たちと一緒に育てていく。
京急つながりmamaと彩プロダクツが一緒に進めるこの取り組みは、地域の人たちとお寺の新しい関わり方をつくる一歩になっています。
主催:
彩プロダクツ/京急つながりmama
協力:
京急沿線子育て応援ネットワークWeavee
【事務局】京急電鉄/株式会社わたしたち
会場:常照寺・日朝堂
■住所:〒232-0006 神奈川県横浜市南区南太田1-24-40
■アクセス:京急本線「南太田駅」 徒歩2分
■公式ホームページ:https://www.jyoshoji.or.jp/
Weavee地域ライター/池田夕起