Weaveeメンバー活動報告vol.3【地域の笑顔づくり交流会】
横浜市南区にあるBambooシェアキッチン&ショップが会場を提供しました
こちらの「Weaveeマガジン」では、Weaveeメンバーの活動やメンバー紹介をお届けします。
第3回目となる今回は、2025年10月14日に京急つながりmamaが主催した地域の笑顔づくり交流会の様子を紹介します。
京急つながりmamaは、2020年度、横浜市南区の区民企画講座「更に輝くママクリエイターになろう!」の運営メンバー4人で立ち上げたコミュニティ。
運営メンバーは、母業をこなしながら、ハンドメイド作家やバランスボール講師、事務職など様々なライフスタイルのなかで京急つながりmamaの活動を続けています。


2024年度から横浜市南区の地域の力応援補助金を受けてマルシェや交流会を開催。
また、自主イベントの開催だけではなく、他団体のマルシェでワークショップを開催しています。
代表の池田真美さんは、南区での活動だけではなく、自身のハンドメイド活動や、近隣の磯子区での地域拠点つくり、金沢区でのコミュニティFMでのパーソナリティ活動など、人とのつながりを大切にしながら多方面で活躍されています。
京急つながりmamaの活動や代表の池田真美さんについては、これまでもWeaveeマガジンでもお伝えしてきました。
地域で活動する方々との情報交換・学び・チャレンジ・応援できる場を目指した交流会
京急つながりmamaが補助金を受けて開催したかったことのひとつが、講師を招いた講座形式の交流会です。
今回の交流会では、株式会社わたしたちの取締役・竹岡望さんを講師に「”楽しい”がチームを動かす!モチベーションと仕組みでつくる持続可能なコミュニティ運営講座」を開催しました。
講座の内容は、京急つながりmamaの日々の活動のなかで直面している課題をもとに、「ひとりに業務が集中しない工夫」「運営費はどうするか」「京急つながりmamaの地盤を固められるような講座」を依頼されました。
竹岡さんは、「家族と地域をラジオでつなぐ」をテーマに、2018年から続くラジオ制作コミュニティ「ママ夢ラジオ」の代表を務めています。これまでに総勢550名ものメンバーが活動に参加しました。竹岡さんは、この他にもさまざまな地域のコミュニティ活動に積極的に関わり、多方面で活躍されています。

交流会には、地域で活動している方、既にコミュニティを運営している方、京急つながりmamaの活動に興味のある方なども参加しました。
まず自分自身やコミュニティ運営の中での悩み、これから挑戦してみたいことを紙に書き出すジャーナリングからスタート。想いを言語化することで、参加者それぞれの課題が少しずつ整理されていく様子が見られました。

講座では、竹岡さんの経験談や知識をもとに「楽しいがチームを動かす」「モチベーションと仕組みの両輪で続ける」「報酬は価値の対価。価値を循環させるには」をテーマに進められました。
竹岡さんがチームで行動するときに心がけているのは、「手伝ってもらう」ではなく、「一緒にやってみよう!」、「任せる」ではなく、「委ねる!」ということ。
業務が誰かに集中してしまうというチーム課題に対しては、「信頼と楽しさの空気がチームを動かす力となります!」と返答。会場全体にうなずきが広がりました。
「ライフスタイルの変化や活動範囲の広がりにともなって、役割が増えていく」というコミュニティ運営での課題に光をあてた今回の講座。
日頃から人とのつながりを大切に、真摯に向き合っている京急つながりmamaだからこそ生まれたテーマともいえます。
終盤には、池田さんを中心に参加者同士で悩みや想いを共有しあう場面も。会場内は、京急つながりmamaならではのやわらかな空気感で、リラックスした雰囲気のなか交流会が行われていました。
参加者からは「どのコミュニティでもつかえる内容でした。実行していけるような動き、考えようという力になりました」「多くの学びと気づきをいただきました」「次回の交流会も楽しみにしています」などの感想があったようです。

池田さんは、「想いや課題を共有しながら受講したことで、チームで同じ方向をむいてまた歩んでいけそうです。これからは情報共有を丁寧に、雑談でのコミュニケーションを大切にしていきます!」と笑顔で語ってくれました。
運営メンバーのさゆさんは、「子ども同士のつながりや、クリエイター同士のつながり、趣味の仲間など、好きなことでの居場所作りをしたいです」と、地域がさらに盛り上がっていきそうな目標も聞かせてくれました。
早速講座後には、欠席したメンバーへの講座内容の共有と次回のミーティングの日程も決定したそう。
結束力を深めたメンバーの活動を通して、地域に心地よいつながりがさらに広がっていきそうです。
Weavee地域ライター/山岸礼佳